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ものもらいが出来た時!コンタクトの利用はOK?NG?

突然出来てしまう「ものもらい」。痛いし、かゆいし、見た目も良いものではないので困ってしまいます。

特に普段コンタクトを使用している人は、ものもらいが出来ている時、コンタクトの利用がOKなのかNGなのか気になりますよね。

今回は、「ものもらい」について見ていきましょう。

誰でも突然出来てしまうことのある「ものもらい」。

コンタクトレンズは、目が疲れている時や、調子の悪い時にうまく装用できないことがありますよね。

それを踏まえて、ものもらいが出来た時には、おそらくコンタクトを使用しない方が良いということは分かるのですが、もう少し詳しいことについて見ていきましょう。

「ものもらい」とは?

「ものもらい」は、麦粒腫(ばくりゅうしゅ)という目の病気で、まぶたの一部が赤く腫れるという症状が出ます。

麦粒腫は、どこにでもある細菌が何らかの原因で炎症を起こしてしまう急性の化膿性炎症ですので、どんな人でも患ってしまう可能性があります。

ものもらいが出来ている時、コンタクトをしていいの?

ものもらいは、目に炎症が起こった状態のため、ソフトにしろ、ハードにしろ、目にとって異物となるコンタクトレンズを目に入れるという行為は目に良くありません。

コンタクトレンズを完全に殺菌することは現実的ではありませんし、炎症を起こした目を休めるという意味でも、ものもらいを患った時は、コンタクトレンズの装用は控えましょう。

大前提ですが、ものもらいかな?と思ったら、まずは眼科で診察を受けた上で適切な治療を受けることが望ましいです。

もちろん、メイクの際にもアイラインやマスカラなどが目に入らないように気をつけましょう。

コンタクト用品自体にも細菌を繁殖させてしまわないよう、普段からコンタクト用品のケアを怠らないようにもしましょう。

また、ものもらいができるときは体の抵抗力が弱ってしまっているときが多いようなので、食事や睡眠時間等の健康管理を正しくすることも心掛けてみてはいかがでしょうか。

ものもらいを治すには

ものもらいは通常2~3週間程度で徐々に良くなっていくものです。しかしながら、症状が出ている間に十分な睡眠を取れておらず、アルコールやタバコなどの刺激を与えると、ものもらいが長引く可能性があります。痛いし、かゆいし、見た目も良くないものもらいは一刻も早く治したいものですよね。

ここからは、少しでも早くものもらいを和らげるために心がけたい生活習慣を紹介していきます。

ものもらいのときにこれはNG!

アルコールは血管を拡張して炎症を悪化させるものであり、タバコは細胞の修復や炎症を緩和するために必要なビタミンCを消耗させてしまうため、ものもらいの症状が出ている間はストップしましょう。目に刺激を与えるコンタクトレンズもものもらいが出ている間はストップして、メガネを装用するようにしてください。

何より目元を常に清潔に保てるよう心がけよう

目元の衛生状態を保ち続けることが、ものもらいを緩和させる早道です。女性はアイメイクを避け、定期的に抗菌剤を配合した目薬をさしましょう。かゆくても手で目をこするのはNGです。どうしてもかゆかったり、痛かったりする場合はアイマスクなどで目を冷やしましょう。多少気にならなくなるはずです。

ものもらいのなり始めであればホットタオルで目を温めると、まつ毛のキワにあるマイボーム腺に溜まった余分な皮脂のつまりが解消され、悪化を防げるかもしれません。ただし、すでに痛みや炎症が始まってしまっている場合は温めるのを避けましょう。

ものもらいは化膿性炎症であり、れっきとした目の病気です。自分で症状を和らげる工夫をすることも大切ですが、やはりまずは病院で適切な処置を受けるのが最善の手段と言えるでしょう。

ものもらいと似ている目の病気

ものもらいとよく似ている目の病気として、マイボーム腺に脂肪が蓄積し、閉塞する霰粒腫(さんりゅうしゅ)と、まぶたの内側が炎症を起こす流行性角結膜炎(はやり目)が挙げられます。どれも症状がよく似ているため、医師でなければ判断は難しいものです。正しい病名を知るためにも、やはり目の異常を感じたらすぐに眼科に行くことをおすすめします。

今回、ものもらいができたときのコンタクトの付き合い方を紹介しました。ものもらいができている間はコンタクトの装用を避けた方がいいでしょう。目を休ませてものもらいをしっかり治せば、またコンタクトを装用できるようになります。また、ものもらいはうつると言われていますが、それは迷信だということも覚えておきましょう。

更新日:2016/03/25

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