瞳の色を変化させて印象をかえることができるのがカラコンの良いところ。 普段の生活では透明のコンタクトレンズを装用していても、休みの日やデートのときにだけカラコンを装用したい!と考える人には、使い捨てタイプのカラコンがおすすめです。
装用するだけで、簡単に目元の印象を変化できるカラコン。 特に使い捨てカラコンは、お手入れも不要で使いたいときにだけ使用できる便利なアイテムです。 会社や学校は普通のコンタクトレンズ、お出かけはカラコンと使い分けても良いですね。
通常のコンタクトレンズの場合は裸眼と同じ見た目になりますので、アイメイクは楽しめるものの、瞳の色まで大幅に変化させることは難しいですよね。
とはいえ、会社や学校にカラコンを装用していくことが難しい場合や、「特別なときだけカラコンを装用したい!」という人もいるでしょう。
使い捨てカラコンなら使いたい日にのみ装用できるため、簡単にイメチェンが可能です。
例えば、友人とのお出かけや恋人とのデート、ハロウィンや仮装イベントなど、おしゃれに気合いを入れたいときにおすすめです。
出かける前に身支度をしていて「何か物足りない」、「ファッションやメイクにあわせて瞳の色も変えたい!」と思ったとき、手軽にすぐ装用できるのも魅力です。 面倒なケアが必要ないのもメリットのひとつですよね!
通常のコンタクトレンズの場合、1日使い捨てタイプのレンズは、2週間、1か月交換タイプと比べると価格が少々高くなります。
通常のソフトコンタクトレンズは度が入っているものがほとんどです。 そのなかで、クリアタイプやサークルレンズの場合、度なしと度ありの価格は同じです。
一方、使い捨てのカラコンには、度なしと度ありの2種類があり、多くの場合、度ありのカラコンレンズの方が価格が高くなります。 なかには、度あり・度なしにかかわらず価格が一定のカラコンもあるようです。
度あり・度なしで価格が変化しないカラコンの価格一例として、1箱30枚入りの使い捨てタイプのカラコンは、1箱3,000円程度です。 左目用・右目用の両方を購入する必要があるため、合計すると6,000円程度です。 とはいえ、インターネット通販などを利用する場合、まとめ買いをすればそれだけお得に購入することができます。 お気に入りのカラコンがあり、ずっとそれを使い続けていくつもりであれば、まとめ買いをしたほうが断然お得です。
使い捨てカラコンの場合も、通常のコンタクトレンズと同じように装用時間が定められています。
装用時間の目安はメーカーによっても異なりますが、基本的には1日8時間程度を目安に考えておくと良いでしょう。
なかには、12~14時間程度装用可能なタイプもあり、ある程度の装用時間が必要な人にはそのようなタイプのカラコンが良いかもしれません。 しかし、装用時間は本来その人の瞳の状態によって異なります。 説明書に記載されているからと長時間使用したりせず、眼科で自分に適した装用時間を聞き、それに従うことが大切です。
基本的に、使い捨てタイプのカラコンの場合は1日のみの装用を目的に作られており、再利用することを想定して作られていません。
「もったいないから、次の日も使おう・・・」ということはやめて、必ず1日のみの装用としましょう。
一日の間であれば何回も同じカラコンを装用できるかといえば、答えは「No」です。基本的に一度外してしまったカラコンは、再度使用できません。何度も装用すると目に雑菌が入ってしまうおそれがあるので、絶対にやめましょう。
もし、目が乾燥してはずれてしまったということであれば、残念ながらそのカラコンは諦め、新しいものに取り替えてください。乾燥した場所に行くときは常に目薬を携帯して、うるおいを絶やさないようにするとカラコンが長持ちします。
カラコンを着けたまま、つい眠ってしまうこともときにはありますよね。しかし、これは決して目の健康にはよくありません。コンタクトレンズ装用中に睡眠をとってしまうと、角膜に酸素が行き届かなくなり、ひいては重大な目の障害を引き起こすことも。ちょっとした仮眠や短時間の昼寝の際でも、なるべくカラコンははずすようにしましょう。
カラコンに限らず、ソフトコンタクトレンズをつけたままの入浴やプールでの遊泳はNGとされています。なぜなら水中にいる、細菌を持ったアカントアメーバがコンタクトレンズに細菌を移す可能性があるためです。眼病予防のために、お風呂やプールに入るときにはレンズをはずしてください。
また、ソフトコンタクトレンズは水中で乾燥しやすいという特徴があり、お風呂に入ると目がパリパリしたような感覚になります。これも目にストレスを与える原因です。
気に入った度なしのカラコンを友達や家族におすすめしたくなっても、貸し借りはやめてください。コンタクトレンズは私たちの想像以上に繊細な作りをしていて、デザインはもちろん、ベースカーブや酸素透過率、サイズによって合う・合わないがあります。
自分にはぴったりと思えるカラコンが友達にはイマイチしっくりこない…ということも珍しくありません。自分が装用したものはもちろん、新品未開封のものでも、人との貸し借りはやめましょう。
最後にカラコンはネットで気軽に購入できますが、できる限り眼科の処方を受けて自分に最適なものを選ぶようにしてください。 高度医療管理機器であるカラコンは、取り扱いに十分な注意が必要です。
ぱっちりとした大きな瞳は、女性の憧れですよね。
ですが、あるアンケートでは、約7割の男性が「黒目が大きく見えるカラコンを装用している女性は怖い」と回答しています。 目を大きく見せる効果がある黒系のカラコンですが、やりすぎてしまうと男性にはあまり良い印象を与えないようです。また、ブラウンやグレーなど、ほかのカラコンも同様です。
基本的に、瞳の黄金比率は「白目1:黒目2:白目1」の割合であると言われています。
黒目ばかりが大きすぎると、白目の部分が少なくなり、怖い印象を与えてしまいます。 日本人の黒目の平均的な大きさは約12.5mmと言われているため、着色直径が13mm前後のカラコンを選べば、不自然には見えません。 14mm以上のカラコンの場合、黒目部分がかなり大きくなってしまうこともあるため注意しましょう。
今回は、使い捨てカラコンについてご紹介しました。 便利で簡単にイメチェンできる使い捨てカラコンをぜひ活用してみてください!
公開月:2016/11
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