眼精疲労をそのままにしておくと、さらに症状が悪化してしまうことがあります。 眼精疲労を改善させるためには、蒸しタオルを使って目元まわりの血行をよくするといった工夫が必要です。 それでもよくならない場合は、眼科を受診して原因を明確にしましょう。
眼精疲労は、目を酷使したり、ストレスを抱えていたりと複数の要因が絡み合って発生することがあります。 こまめに目を休ませる、PCやスマホを見すぎないなど自分で工夫をしていても、なかなか改善されないことがあります。
ここでは、自宅で出来る改善方法とそれでも改善しない場合の解決策についてご紹介します。
眼精疲労は、蒸しタオルを使って目の血行をよくすることである程度改善されます。 蒸しタオルは自宅で簡単に作ることができるため、気軽に取り入れやすいのもメリットの一つです。
蒸しタオルは、厚手の程よい大きさのタオルをくるくると丸め、水で濡らして電子レンジで1~2分温めます。 取り出す際は、熱くなっていることがありますので注意しましょう。 取りだしてから少し冷まし、人肌より少し熱いぐらいになったら畳んで目の上に乗せ、3分強温めましょう。 特に疲れが溜まっている場合は、10分前後温めるとより効果が実感できるでしょう。 途中で温度が下がることがあるので、しっかり休ませたい場合は数本用意しておくと良いです。
眼精疲労が続いている時、目を休ませたり、目薬を差したりするなどの対策をしても改善されないことがあります。 放置するとさらに症状が悪化し、いつまで経ってもよくならないこともあります。 そのような時は、眼科に行って検査を受けるのも一つの手です。
眼科では、視力検査やドライアイのチェック、目のピント調節に関する検査などを行います。 検査結果により、適した治療が施されます。
例えば、メガネやコンタクトレンズの度数が合っていない場合は調整を行い、ドライアイの場合は防腐剤を使用していない点眼液が処方されることが多いです。
眼科に行くメリットは、専門医に診てもらうことで眼精疲労の原因が明確になり、症状に合った治療や指導を受けられることです。
目が疲れると、頭痛や肩こりなど身体の他の部分にも悪影響を及ぼす可能性があります。 たかが目の疲れとあなどらず、改善しない場合は早めに眼科を受診しましょう。
更新日:2016/08/22
【関連記事】