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コンタクトレンズを清潔に使用するためのケア方法とケア用品

視力の悪い方によってコンタクトレンズは必需品ですし、視力矯正の役割だけではなくファッションアイテムとしても欠かせないという方が増えています。

眼球に直接触れる物ですので健康な目を保つために、どんなケア方法とケア用品があるのでしょうか?

コンタクトレンズは種類によってケア方法が異なり、必要なケア用品も変わってきます。

また、それぞれの種類で特徴があり生活スタイルによって向き不向きが出てくるので初めての方はご自身にあったものを慎重に選びましょう。

ハードコンタクトとソフトコンタクト

ハードコンタクトに必要なケア用品は、洗浄液、洗浄・保存液、保存液、タンパク除去剤などがあります。

外した後の一般的なケア方法は、外す→流水ですすぐ→洗浄液か洗浄保存液でこすり洗い→流水ですすぐ→レンズケースに保存液か洗浄保存液を満たし、たんぱく質除去剤を適量たらす→コンタクトレンズを入れて保存という手順です。

ソフトコンタクトレンズに必要なケア用品は、MPS(マルチパーパスソリューション)と過酸化水素系のタイプがあり、過酸化水素系は消毒液と中和剤が必要となります。

更に汚れが気になる時にはこすり洗い洗浄液やたんぱく除去剤等を使います。

MPSなら、レンズを外す→MPSでこすり洗い→MPSですすぐ→MPSをレンズケースに満たして、コンタクトレンズを入れ4~6時間以上放置→そのまま保存。

過酸化水素水なら、外してレンズケースに入れる→ケースに消毒液と中和剤をいれる→6時間以上放置→朝まで保存。

という手順が一般的なケア方法です。

使い捨てコンタクトレンズ

使い捨てコンタクトレンズは近年多くのタイプが出ていますが、ケア方法は1日使い捨てタイプと定期交換タイプに分かれます。

定期交換タイプのレンズは、通常のソフトコンタクトレンズと同じケア方法となり、同じケア用品が必要となります。

手間が同じなのかなとマイナスに感じる方がいるかもしれませんが、使い捨てレンズでは2週間や1か月で新品に交換できるのでたんぱく質などの落ち難い汚れに対するケア回数が減るので手間が大きく減りますし、やはり清潔です。

1日使い捨てタイプのものであれば、当然ですが毎日のケアは必要ありません。捨てるだけで簡単&清潔なのは、どのタイプのコンタクトレンズと比較しても一番です。

ただし、使い捨てコンタクトレンズでは通常のコンタクトレンズよりもコストがかかります。

毎日1日中装着する方もいれば、たまにだけ必要な方やスポーツ時だけなど、必需品だけど外れて失くしてしまう場合も多い方などでは、コストに対する考え方が変わってきます。

ご自身ライフスタイルにあったコンタクトレンズとケア用品を選び、正しいケア方法で清潔に使用してください。

更新日:2016/02/25

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