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コンタクトレンズの度数には限界があるの? 視力の弱い人は要チェック!

近年、見た目が変わらないからという理由で、若者を中心に眼鏡よりもコンタクトレンズを選択する人が増えているようです。

そんなコンタクトレンズの豆知識として、今回は度数の限界について詳しく見てみましょう。

コンタクトレンズ愛用者である視力の弱い人にとって、レンズの度数の限界は気になることのひとつなのではないでしょうか。 コンタクトレンズの性能も進化し続けていますが、果たして限界はあるのでしょうか。

コンタクトレンズには厚みの限界があった!

眼鏡を見れば良く分かりますが、度数を上げるほど眼鏡のレンズの幅は厚くなっていきます。

コンタクトレンズもそれと同様で、レンズを厚くしなければ度数を上げることができません。

コンタクトレンズは目に直接入れて視力などを修正してくれます。

その為、コンタクトレンズの幅が厚すぎると、まばたきした時にまぶたがレンズに引っかかりコンタクトレンズが外れてしまうことがあります。

このような理由から、コンタクトレンズの厚みには限度があるため、結果的にコンタクトレンズの度数にも限界があるということになります。

度数の限界はメーカーコンタクトの種類によっても変わりますが、使い捨てレンズの場合にはだいたい-12.00Dを製作範囲の限界としていることが多いようです。

通常タイプのコンタクトレンズは、-25.00D位まで製作が可能ですが、受注生産となるので手元に届くまでに数日から数週間が必要となります。 メーカーによっては-15Dや、特注で-20Dくらいのものもあるようです。

度数の高いものを自己判断で買うのではなく、ちゃんと眼科医に相談した上で購入するようにしましょう。

度数が高すぎてもダメな理由

良く見えるからとコンタクトの度数を高くし過ぎていませんか?

度数を高くしてしまうと、遠くは良く見えるかもしれませんが、近くのものを見るときには焦点を合わせるためにそれだけ目の筋肉を使います。

そうなると常に筋肉が緊張した状態が続き、筋肉に無理が生じると、疲れ目やさらなる視力低下の原因にもなってしまうのです。さらに、ひどい時には頭痛につながることもあります。

普段生活するなかで、特に現代はパソコンやスマホなど近くのものを見る機会が多いので、両目で1.0くらいが適度な度数と言われています。

調節力が衰えてきだす40歳前後からは、目の筋力も落ちてきてしまうので普段はもう少し度数を下げても良いかもしれません。最近は、遠近両用タイプのコンタクトレンズも各メーカーから発売されて充実しているので試してみると良いでしょう。

また、夜間などの運転をする場合は1.2程度が適度と言われています。それぞれ自分の生活に合った度数を選ぶことが大切です。

更新日:2016/05/30

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