ワンデータイプのカラコンなら、派手な色や柄にもチャレンジすることができます。
いつもの自分とガラッとイメチェンができるため、周囲からの印象も変わるはずです。 ワンデータイプのカラコンでおしゃれな目元を演出することで、気分も明るくなるのではないでしょうか。
カラコンは、簡単に目元の印象を変えることができるだけでなく、通信販売や一部のドラッグストアなどでも購入できるため、「気軽に取り入れやすいファッションアイテム」というイメージを持っている人も多いかもしれません。
しかし、カラコンは通常のコンタクトレンズと同じ高度医療管理機器のため、装用にあたっては、事前に眼科の検診を受ける必要があります。人によっては、目の状態からコンタクトレンズの装用が難しいという人もいます。検診を受けずにカラコンを装用するのは、非常に危険です。カラコンを装用後も、定期的に眼科の検診を受けることをおすすめします。
カラコンを装用する場合は、清潔な手でレンズに触れるようにし、定められた装用時間をきちんと守りましょう。違和感を持ったときは無理をせず、すぐに外すようにしてください。
また、交換期限は必ず守りましょう。ワンデータイプのカラコンの場合、短時間しか装用しなくても、使い終わったら再利用はせず、新しいカラコンを使用してください。
たとえ未使用のレンズであっても、友達とのカラコンの貸し借りは避けましょう。
1日だけなら挑戦しやすい?意外と人気の派手なカラー
ワンデータイプのカラコンは手軽なだけでなく、普段は使う機会が少ない、思い切った派手な色のカラコンに挑戦してみることができるのもメリットといえます。 職場や学校にはしていかないような色や柄でも、イベントやお出かけの1日だけなら気がねせずにチャレンジできるのではないでしょうか。
ワンデータイプのカラコンの中では、意外と発色のよいタイプも人気があります。 特に、ハーフ顔に見える明るめのブラウンやヘーゼル、グレーなども人気があります。
また、フチがくっきりとついたレンズもおすすめです。 これらを毎日装用するのは難しくても、ワンデータイプのカラコンなら大丈夫です。 また、「黒コン」と呼ばれる黒目を大きく見せる効果のあるコンタクトも人気です。
カラコンは、よくも悪くも目元の印象を変えることができるアイテムです。 そのため、毎日同じカラコンを装用していると違和感を覚えたり、途中で飽きてしまったりすることもあるかもしれません。
ワンデータイプのカラコンなら、使いたいときだけ使用することができるため、毎日装用する必要はありませんし、「今日はハーフ顔に見せたい」「ファッションに合わせてこのカラコンをしたい」など、その日の気分や目的に合わせてカラコンを装用することができます。 「普段、カラコンはしないけれど、特別なときに使いたい」という思いも、カラコンなら簡単に叶えることができます。
また、ワンデータイプのカラコンは面倒なケアやお手入れも必要ありませんし、常に清潔なレンズが使えることもメリットです。
ワンデータイプは初心者でも挑戦やすいのが魅力ですが、注意するべき点もあります。
まずはメイクをする場合です。
メイクをした後にコンタクトレンズを装用する方も多いですが、大切な瞳を守るためにはメイク前に装用する方がよいです。
ファンデーションやアイライナー、マスカラなどメイク後にコンタクトレンズを装用すると、レンズに化粧品が付着してしまう可能性があります。化粧品の付着したコンタクトを無理に装用し続けると視界がぼやけたり、ひどい場合は目に傷がついてしまったりすることもあります。
つぎに装用時間です。
ワンデータイプのコンタクトレンズは、一日使い捨てのため寝る前に必ず外してください。
またレンズに慣れるために、初めは長時間の装用を避けるのも大切です。
まずは6時間程度から始め、2日目には8時間と、2時間ずつ装用時間を延ばしていきます。1週間程度で終日装用可能ですが、目に負担をかけない為にも12時間~14時間を上限に外す必要があります。
目がコンタクトレンズに慣れるまでの時間は個人差があるため、違和感がある場合は短時間であっても無理せず外すようにしましょう。
最後に、ワンデータイプのコンタクトレンズは、1度外してしまうと再装用はできません。
外出時には予備レンズを用意しておくと、違和感があって外した場合でも安心です。
瞳の印象を簡単に変えられるカラコンには、ブラウン、ヘーゼル、グレー、ブラック、グリーン、ブルーなど、さまざまな色があります。
初めてのカラコンであれば、最初はどの色が似合うのかと迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ワンデータイプであれば挑戦しやすいとはいえ、印象をガラっと変えるために初めから自分の瞳の色とかけ離れた色を選ぶのは、避けた方が無難です。あまりにも元の瞳の色と違うレンズでは、今までのメイクや髪色などと合わず、アンバランスで違和感のある印象を与えてしまいます。
そのような失敗をしないために、まずは瞳本来の色に近い色から試してみるのがおすすめです。
なじみやすいナチュラルな色を選ぶことで、自分自身の雰囲気となじみ、周囲に違和感を与えることも避けられます。
また、同じ色であってもメーカーによって光彩の模様が違うため、付けたときの雰囲気もそれぞれ違います。
いろいろと見比べて自分に合うレンズを選んでみてはいかがでしょうか。
カラコンを選ぶときには、着色直径が大きめのタイプを選ぶという人もいるかもしれません。しかし、着色直径があまりに大き過ぎるカラコンはおすすめできません。特に、アイメイクが薄くても目を大きく見せてくれるブラックのカラコンや、目元を華やかにしてくれる明るめのブラウン系カラコンなどの場合、サイズを間違えると不自然な見た目になってしまうことがあります。
最も美しく見える白目と黒目のバランスは、「1:2:1」であると言われています。日本人の白目と黒目の平均比率は「1:1.5:1」で、黒目のサイズの平均は約11.5~12.5mmと言われているため、元の黒目よりもやや着色直径が大きいカラコンを選ぶと見た目も自然でしょう。
また、「目の横幅÷2」が、その人に合うカラコンの着色直径と言われています。目の横幅が26mmの人の場合、13mmの着色直径のカラコンが、最も似合うことになります。
今回は、ワンデータイプのカラコンについてご紹介しました。自分に合うカラーやサイズを選び、正しい装用方法を守ってカラコンを楽しみましょう。
更新日:2016/07/22