それってもしかして近視かも？！近視度チェックしてみよう

2016.03.15 更新

「最近遠くが見えにくくなってきたなぁ」など、以前と比べて目が見えにくくなったと感じることはありませんか？　もしかすると、それは「近視」かもしれません。

少しでも「あれ？」と思うことがあったら早めに眼科に行きましょう。

「視力」は、眼科や健康診断で誰しも体験したことがある“C”のような記号（ランドルト環）や、ひらがな、記号が上から下へ順に小さく表示されている視力表で調べて「0.1」とか「1.0」などの数値で表すもの、ということはほとんどの方がご存じだと思います。

ただ「近視度数」という言葉については聞きなれない方が多いのではないでしょうか。

近視度数とは？

本来人間の目は、正常であれば網膜に焦点が合うようになっており、眼の屈折力の変化で遠近の視点の調節をしています。

近視度数とは、その眼の屈折力を示し、「ディオプター（D）」という単位で、近視はマイナス（-）で表し、遠視は（＋）で表します。　近視度数は、どの程度の近視であるかを知る事が出来る数値ということになります。

視力とともに、近視度数も眼科の検査では計測ができますが、「最近遠くのものが見えにくい気がする」などと感じる方は、おおよその近視度を把握する目安として、本などの文字の見え方が以下のどれに該当するかでチェックしてみてはいかがでしょうか？

　1mまで近づいた所でピントが合う・・・-1Ｄ（ディオプター）

50cmまで近づいた所でピントが合う・・・-2Ｄ（ディオプター）

20cmまで近づいた所でピントが合う・・・-5D（ディオプター）

10cmまで近づいた所でピントが合う・・・-10D（ディオプター）

一般的にはメガネやコンタクトレンズを作る際には、目の良さ・悪さで私達が使う「視力が0.1、1.0」などという単位だけではなく、「近視度数」という眼の焦点を合わせる力の両方で眼の矯正をする必要があります。

視力も近視度数もセルフチェックは出来ますが、あくまでも目安であるため、メガネやコンタクトを作る際には必ず眼科医の診断を受けましょう。

特に、「目を細めて見る」動作は目にとってあまり良くないことなので、見えにくいと感じたら早めに眼科で検査を受けましょう。

公開月：2016/3

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