乱視の場合、近くだけではなく遠くのものもぼやける、ダブって見えるなどの症状が現れます。 目の屈折異常が原因で乱視が起きるため、矯正が必要な場合は、乱視用のコンタクトレンズやメガネなどを使用する必要があります。
遠くも近くもぼやける…という症状が出ている場合、乱視の可能性があります。 気になったら早めに眼科を受診しましょう。 矯正が必要な場合はコンタクトレンズやメガネで見え方を安定させ、乱視の矯正を行うことが可能です。
通常、私たちが景色や文字などを見るときには、目の中でピントを結んで見ています。 「毛様体筋」と呼ばれる筋肉がピント調節の役割を果たし、レンズの役割をする水晶体が外からの光を屈折させ、眼底にある網膜部分が光を認識して像を結んでいます。
乱視の場合は目の中で屈折異常が起きているため、正しい見え方ができていない状態です。 軽度の乱視であれば日常生活に支障はほぼありませんが、乱視の症状が強いと、例えば文字が二重に見えて判別がつきにくかったり、景色が重なって見えたり、信号や街灯などの光がにじんで見えたりします。 見え方のストレスから、肩こりや頭痛などが起きてしまうこともあります。
乱視の場合、全て矯正が必要なわけではなく、軽度であれば矯正せずそのままでも問題がないこともあります。 眼科医の診断により矯正が必要と判断されたら、医師の指導のもと、乱視矯正用のコンタクトやメガネを装用する必要があります。
乱視用のコンタクトレンズで乱視を矯正する場合、目に合ったレンズを選ぶのはもちろん、乱視角度や乱視の度数が合ったレンズを選び、見え方を安定させるのが効果的です。
乱視用のコンタクトレンズは通常のものとデザインが異なり、目の中でレンズの角度を安定させられるようになっています。 そのため、正しい見え方に矯正する効果があるのです。
今回は、乱視の見え方と矯正についてご紹介しました。
乱視かな?と思ったら早めに眼科を受診し、矯正が必要であれば乱視用のコンタクトレンズやメガネを使用するようにしましょう。
更新日:2016/09/29
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