さまざまなコンタクトレンズのなかでもあまり種類の多くない1か月のコンタクトレンズですが、他のコンタクトと比べてどのような特徴があるのでしょうか。 使用期間が1dayや2weekのコンタクトと違い長い期間使用するので、正しい使い方を守りケアを行うことが肝心です。
1か月コンタクトは文字通り、1か月間使用できるコンタクトレンズです。
はずした後に洗浄液で洗い、使わないときは保存液に浸けて保管します。
快適なコンタクト生活を送るためにも、1か月用コンタクトの正しい知識と使い方を学んだ上で使用しましょう。
1か月タイプのコンタクトレンズの特徴は、ひとつに酸素透過性が高いことが挙げられます。
眼の角膜も皮膚と同じように呼吸をしているので、酸素透過性が低いと眼の細胞へ酸素が行き届きにくく、目の病気や視力低下を起こしてしまう場合があります。
そのため酸素透過性の高いコンタクトを使用することによって、眼の細胞への負担を軽減することができるのです。
だからといって長時間つける・就寝中もつけっぱなしにするのは目に負担がかかりNGですので、きちんと使用時間を守って使用するようにしましょう。
また、汚れているとそれだけ酸素の透過率も落ちてしまいます。コンタクトレンズの使用後は適切な洗浄と消毒で清潔な状態で保管をすることが大切です。使用期限を過ぎても酸素の透過性は落ちてしまうので、1か月という使用期限をしっかりと守りましょう。
1か月タイプのコンタクトは、パッケージを開封したときから1か月後が使用期限なので、交換日が覚えやすいことはメリットのひとつといえるでしょう。いつ使い始めたか忘れやすいという方にもぴったりです。
また、毎日コンタクトを使用する方にとって、2weekや1ヶ月のような定期交換タイプの場合はケア用品代がかかりますが、それを含めても年間で見ると1dayよりもコストは低くなります。
しかし、1か月タイプのコンタクトレンズは、1dayや2weekのコンタクトに比べて種類が少ないことです。
そのため乱視用、遠近両用などのコンタクトを求める場合はなかなか見つからないかもしれません。
眼科では取り扱われない商品もあるため購入には注意が必要です。
更新日:2016/02/25
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