ハードコンタクトレンズは目への負担が少ないとはいえ、正しくお手入れをする必要があります。 レンズを清潔に保つためには、こすり洗いをおすすめします。
1日2~3分あればできますので、できるだけこすり洗いを心掛けましょう。
健康な瞳を保ち、毎日クリアな視界をキープするためにはコンタクトレンズをきちんとお手入れすることが欠かせません。 レンズについた汚れをしっかりと洗い流すことが、レンズを長持ちさせることにもつながります。
ハードコンタクトレンズは小さく硬い素材のため、「お手入れが難しそう」と考える人もいるかもしれませんが、慣れてしまえば簡単です。 また、ソフトコンタクトレンズに比べて破損しにくいため、取扱いを間違えなければそれほど不安に考える必要はありません。
ハードコンタクトレンズのお手入れ方法は、こすり洗いとつけおきの2種類がメインです。
こすり洗いは手のひらにレンズをのせ、洗浄液をレンズに垂らして両面を指の腹で優しくこすります。 洗う時はへこんでいる面から洗うようにして、片面ずつ20~30回ほど洗います。
つけおきは、レンズを水道水又はすすぎ液ですすいだ後、洗浄保存液を入れたレンズケースに酵素クリーナーを数滴ほど垂らしてコンタクトレンズを数時間つけておき、汚れを分解させます。
ハードコンタクトレンズのお手入れには「こすり洗い」と「つけおき洗い」がありますが、おすすめなのは両方を適宜使い分けることです。
普段はつけおき洗いでキズや破損を防ぎ、汚れがひどい時にはしっかりとこすり洗いをして汚れを落とすことです。 それでも、長年こびり付いたタンパク質やカルシウムなどのこすり洗いでは取りきれない汚れは、強力なタンパク除去でお手入れをします。 強力なタンパク除去の方法には酵素で分解するものと塩素系で汚れを落とすものがあります。
ハードコンタクトレンズには、気づかないうちにホコリや汚れなどがついています。 レンズについた たんぱく質や脂質などをしっかり落とさないと、汚れがそのままレンズに残ってしまい、レンズの寿命を縮めてしまうこともあります。
こすり洗いや強力なタンパク除去も併用して汚れをしっかり落とすことは、コンタクトレンズを長持ちさせることにもつながります。
更新日:2016/07/27
【関連記事】