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研磨剤入りの洗浄液!ハードコンタクトレンズなら何でもOK?

ハードコンタクトレンズは使い捨てのタイプはほとんどなく、年単位で使用できるものが多いため、しっかりとしたケアをしないと安全には使えません。

汚れを十分に落とすためには洗い方だけでなく洗浄液の選び方も大切です。

しかし、研磨剤入りの洗浄液を使う場合には注意が必要です。

長く使うレンズはケアが重要!

ソフトレンズ、ハードレンズともに、長く安全に使うためには日ごろのケアが重要です。特に、はずした後の洗浄方法は指でこすって洗うのが良いといわれています。

レンズをこすることで皮脂や微生物といった汚れを取り除けるうえ、ソフトレンズの場合には消毒効果も期待できます。

最近は、こすって洗わなくて良い洗浄液や、レンズを浸すだけのつけおき型のものも市販されていますが、汚れを除去する効果はあまり期待できません。

実際にはレンズをこすらないとタンパク質や脂質は落ちませんので、洗浄液に関わらず指でしっかり洗うようにしましょう。このとき、爪が当たらないよう指の腹でゆっくりとこすり洗いをしてください。

ハードコンタクトレンズの場合は、こすり洗いと合わせて研磨剤入りの洗浄液を使うと清潔に保つことができます。

研磨剤入りを使うことで、目から分泌されるたんぱく質以外にも、つけおき型の洗浄液や保存液では落とせないファンデーションもきれいに落とせます。

研磨剤入りの洗浄液は全レンズに有効?

汚れを落とすのに活躍する研磨剤入り洗浄液ですが、全てのレンズには対応しているわけではありません。

ソフトタイプには使えませんし、ハードタイプも種類によっては使用禁止となっています。

ハードコンタクトレンズで研磨剤が禁止となっているのは、表面加工をしたレンズです。目の角膜は酸素を取り込むことで、角膜細胞の新陳代謝のバランスを整えています。

そのため、ハードレンズを装用したときにも十分に酸素を取り込めるように、レンズに表面加工をして酸素を透過させる機能を持たせた種類があります。

酸素を通すコーティングが施してあるレンズでも、研磨剤入りの洗浄液が使えるものはあります。しかし、なかには研磨剤の使用が禁止となっているものもあるため、使い方についてはきちんと確認が必要です。

もし使ってしまうと表面のコーティングがはがれてボロボロになったり、レンズが曇ってしまったりといったトラブルが起きてしまいます。

また、汚れをつきにくくするために特殊加工が施されたレンズも同じように研磨剤がNGと表記されているものもあります。

研磨剤入りの洗浄液が使えるレンズ

レンズを清潔な状態で長く使うために、研磨剤入りの洗浄液と研磨剤OKのハードレンズを組み合わせて使うのがベストです。

アイミーの「サプリーム」は高い酸素透過性を持つハードコンタクトレンズです。涙と同じような比重で装用していることを忘れるような軽いつけ心地!また、UVカット加工が施されているので外出時にも気軽につけることができます。

同じくアイミーの「アスフェリックUVエア」前面非球面デザインを採用することで、クリアな視界でスッキリとした装用感を得られます。有害な紫外線を遮断してくれるUVカット加工がされ、目にやさしいつけ心地を体感できるハードコンタクトレンズです。

2つとも研磨剤入りの洗浄液で洗うことができます。初めてハードレンズを使用する方でも使いやすいでしょう。

研磨剤入り!おすすめの洗浄液!

研磨剤が入った洗浄液なら、ボシュロムの「スーパークリーナー」がおすすめです。こちらは研磨剤が入っているだけあって、強い洗浄力を持つのが特徴です。洗浄液を使いながら指でレンズをこすることで、皮脂やファンデーションなどのしつこい汚れもきれいに落とすことができます。

ただし、酸素を透過させるための表面処理を行ったレンズには使用できませんので、お持ちのハードコンタクトレンズが研磨剤OKかどうかを事前に確認してから使用するようにしましょう。

ハードコンタクトレンズの寿命は2年から3年といわれています。研磨剤が入った洗浄液で洗うことで、きれいな状態を保ちながら長く使うことができます。毎日のお手入れを怠らずにしっかりと行いましょう。