コンタクトレンズデビューで必ず経験するのが、コンタクトを装用する練習です。 目にレンズを入れるため、はじめのうちは慣れなかったり、怖いと感じたりする人もいるかもしれません。
しかし、きちんと練習をすれば大丈夫です。
コンタクトレンズを作るとき、眼科の検診のあとにコンタクトレンズの装用の練習を行います。 正しい装用方法を知っていないと、目のトラブルなどにつながる恐れがあります。 時間がかかっても必ず装用できるようになりますので、心配はいりません。
はじめてコンタクトレンズを作るときは、眼科の検診を受けます。
目に異常がなければコンタクトレンズを作ることになりますが、眼科で装用の練習をすることがほとんどです。 理由として、コンタクトレンズは高度管理医療機器であり、正しいつけ外しの方法を覚えることが必要だからです。
装用の練習は、看護師や視能訓練士、医師などの指導のもとで行われます。 レンズの裏と表の見分け方や、鏡の前でつけ外しができるようになるまで練習します。
最初のうちは誰しも慣れていないため装用に時間がかかりますが、必ず慣れますので心配する必要はありません。 装用の練習が無事に終われば、晴れてコンタクトレンズデビューとなります。
ただし、初日から1週間程度は装用時間が短めに指定されていることが多いです。 眼科からの指示を必ず守るようにしましょう。
基本的に、コンタクトレンズは指を使って装用します。
特にハードコンタクトレンズの場合はサイズが小さいため、なくさないよう注意が必要です。 また、ソフトコンタクトレンズは柔らかく薄いため、破かないよう気をつけましょう。
最近では、コンタクトのつけ外しができる器具も販売されています。 専用のスティックでレンズケースからコンタクトレンズをすくい出し、ピンセットなどを使って装用します。
なぜこのような器具があるのかというと、手にハンドクリームを塗っていたり爪を伸ばしていたりする場合などに、目に入るのを防ぐためです。 また、手が汚れた状態でも、このような器具を使えば装用ができます。
基本的には手で装用するのが一般的ですが、このような器具があることも覚えておくとよいでしょう。
更新日:2016/07/22
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