ファッション感覚でカラコンを楽しむ人は多くいますが、明らかに不自然だったり、似合っていなかったりする人も中にはいますよね。 気軽に目元を盛れることがカラコンの魅力ですが、つけた時に自然に見えるものをおすすめします。
着色部分のサイズとデザイン
カラコンを選ぶ場合、通常のコンタクトレンズとは違ってレンズに着色がされているため、自分の瞳のサイズとあまりにかけ離れた大きなカラコンを選んでしまうと、白目の部分が少なくなり、怖い印象を与えてしまうことがあるため注意が必要です。 着色部分が12~13mm程度のカラコンを選ぶと、自然に見えるためおすすめです。
また、どのようなデザインを選ぶかによっても変わってきます。
例えばブラウンのカラコンでも、数色を使用したグラデーションタイプなどの場合、見た目には華やかに見えるものの、場合によっては派手に見えてしまうこともあります。 逆に、単色で自分の目の色に近いカラコンを選ぶと、ナチュラルに目を大きくみせてくれます。
せっかく自分のつけてみたい色のカラコンを購入しても、つけてみたら似合わず不自然な見た目になってしまった…ということがあります。
自分のもとの目の色によって、自然に見えるカラコンの色は異なります。 自分の瞳に似合うカラコンの色を知っておくと、選ぶ時の失敗がなくなります。
例えば、外国人のように瞳の色素が薄い人の場合には、ヘーゼル系などのカラコンがおすすめです。 一般的な茶色っぽい瞳の場合には、もとの目の色よりも1トーン程度明るいカラコンを選ぶとよいでしょう。
輪郭がはっきりとしている瞳の場合は、薄いグレーや黒などのカラコンがよく合います。 また、全体的なポイントとして、フチがないカラコンの方がナチュラルに見えるためにおすすめです。
自分の瞳に似合う色を選んでも、思い通りのイメージにならなかった、ということがよくあります。色を選ぶときは、瞳の色だけでなく髪色も意識するとしっくり似合うものが見つかるでしょう。
髪色に合わないカラーを選んでしまうと、なんとなく不自然になってしまいます。髪色に似合うカラーを選ぶことも、目元の印象を自然にアップさせるためのポイントです。
黒髪は、カラコンと相性が悪いと思われがちですが、そのようなことはありません。意外にもナチュラルな黒髪の方は、髪色より明るい色を選べば軽やかな印象を演出することができます。また、華やかな色を選んでも落ち着いた魅力的を引き出してくれます。瞳の色と自然になじむダークブラウンなら、さり気なく瞳を引き立て、違和感を与えることはありません。一見すると奇抜に思えるグリーン系やパープル系もグラデーションデザインを選べば違和感なく個性的な魅力を引き出してくれます。
髪を茶色に染めている方は、どの色を選んでも不自然に見えることはないでしょう。ブラック系やブラウン系なら、ナチュラルに瞳の魅力をアップさせてくれます。明るめの茶髪なら、ベージュ系やオリーブ系の色を選ぶとやさしい印象に変化させてくれます。
金髪の方はカラコンを使用することでより、より自然な雰囲気になるはずです。ブラウン系やヘーゼル系は明るい髪色に合わせやすい色です。髪色の明るさに合わせて瞳の色も明るくすると、よりおしゃれな印象になります。反対に黒い目を強調するブラック系のカラコンは、明るい髪色との差が出やすいため、不自然な印象を与えてしまうこともありますので注意が必要です。
黒髪を少し茶色に変えただけでもイメージが大きく変わります。髪色を変えた時は、ぜひ新しいカラコンに挑戦してみてください。
髪色との相性は、色だけに気を使えば良いかというとそうではありません。レンズデザインによっても、印象は大きく変わります。前述したとおり、カラコンにフチがあるか、ないかによっても見え方に違いがでます。フチが太いものは、瞳をくっきり大きく見せるため違和感を与えることもあります。ナチュラルな印象に見せたいなら、細めのフチかフチのないものを選ぶとよいでしょう。フチのデザインがグラデーションに描かれているものなら、より自然に見えます。
カラコンは装用するだけで瞳の印象を変えてくれますが、アイメイクと組み合わせることにより、さらに目元を引き立たせることが可能です。
アイラインは、カラコンと同系色のものを選ぶとバランスが良くなります。黒や茶系カラコンの場合、アイラインはあまり太くせず、まつ毛とまつ毛の間を埋めるような形で引きます。下にアイラインを引くときは目元を囲むのではなく、目尻に引く程度にしておくと良いでしょう。
明るめのヘーゼル系・グレー系のカラコンの際はやや太めにアイラインを引き、目尻を上げハーフ顔風のメイクにすると目元が引き立ちます。アイシャドウも濃い色を選び、アイホールから目尻にかけてしっかりと塗ります。
アイブロウもカラコンと同系色にすると統一感が出ておすすめです。眉を描くときは、黒目の上が最も濃くなるように描くと、目元が強調されます。
バリエーション豊富なカラコンは手軽に楽しめるファッションアイテムですが、通常のコンタクトレンズと同じ「高度管理医療機器」であることを忘れてはいけません。
コンタクトレンズを初めて装用する場合には、必ず眼科の検査を受ける必要があります。検査を受けずに通販や量販店などでカラコンを購入し、装用する方もいますが非常に危険です。初めてカラコンを使用する際は、必ず眼科の検査を受けましょう。また、カラコンを装用後も定期的に検診を受け、目の安全や健康をキープするようにしましょう。
カラコンを装用する際には、定められた装用時間をしっかりと守ることが大切です。また、使用期限を過ぎたカラコンは捨てて、新しいものと交換する必要があります。ワンデータイプ以外のカラコンの場合、装用後は必ずレンズのケアを行い、清潔に保ちましょう。友人同士のカラコンの貸し借りは、使用したカラコンはもちろん、未使用のものでも避けてください。
今回は、盛れるカラコンについてご紹介しました。自分に合ったカラコンのサイズやカラー、メイクなどを覚えておき、自分らしいカラコンライフを楽しみましょう。
公開月:2016/6
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