つけていても不自然に見えないナチュラルなカラコンやサークルレンズが続々と登場しています。 プライベートでのおしゃれアイテムとして人気のカラコンですが、今後は、私生活だけでなく、仕事やビジネスシーンでの装用も広がっていくかもしれません。
魅力的で印象的な瞳を演出してくれるカラコン。 会社やビジネスシーンでも問題なく装用するためにはどういったことに気を付けるべきなのでしょうか。そのポイントをチェックしてみましょう。
目は、その人の印象を左右する重要なパーツのひとつ。 その目元を際立たせ、今以上に魅力的で印象的な自分を演出することができるアイテムのひとつが、カラコンです。
カラコンとは、もちろんカラーコンタクトレンズの略称。 その名のとおり、カラーが入ったコンタクトレンズを装用することで、瞳の色を変え、顔の印象を大きく変えることができるアイテムです。 色のバリエーションは赤、青、ピンク、グリーンなど、実にさまざま。 なかでも、最近はブラックやブラウンといった日本人の黒目の色に近い、自然な色合いのカラコンが人気です。
また、カラコンの一種、サークルレンズも人気が高まっています。 これは瞳のふちにあたる部分にだけカラーリングが施されているものです。 瞳の地色を生かしつつ、ナチュラルに黒目の輪郭を大きく見せることができるタイプや、黒目全体を優しくカラーリングしたように見せることができるタイプなど、さまざまな商品が続々と登場してきています。
瞳を自然に大きく見せてくれるタイプのカラコンなら職場でも大丈夫、と考える人もいるかもしれません。しかしカラコンのアリ・ナシは職種や職場の雰囲気によって変わってくるのが実状です。
多くの職場でカラコンNGとされているのは、看護師や介護士などの医療従事者。衛生的な医療器具を使って病気の人や要介護者をケアする医療従事者は、身だしなみにも清潔感が求められます。そんな医療現場に、くりくりで不自然な目で出勤すると浮いてしまうことも。また、入院患者さんのなかには高齢者が多く、カラコンを理解できずに嫌悪感を示す人も珍しくありません。医療関係の人は避けた方が良いでしょう。
また、学校の先生や幼稚園や保育園の先生など、教育現場で働く方もカラコンを使用していると勤務態度が浮ついていると思われがち。幼児や生徒のお手本になれるようにカラコンは外して、きちっとした態度を心がけた方が良いでしょう。
必ずしもNGとは言えませんが、営業職や受付担当者も要注意。お客様と接する職種ではコミュニケーション能力が求められますが、それには言葉のやりとりだけではなく、その人の表情も大切です。カラコンを使用しているとどうしても瞳の色が単一的になり、感情が伝わりにくくなります。「目は口ほどに物を言う」と言いますので、裸眼の状態で自然なコミュニケーションを意識するとよいでしょう。
最後に、飲食店や食品業界で働く人はカラコンをしていると、扱っている食品まで加工的で美味しそうに見えないと思われることがあるのでよく考えたうえで装用してください。
NGの傾向にある業種・職種ばかり挙げましたが、反対に美容師やメイクアップアーティスト、スタイリストやアパレルショップの店員など、ファッションや美容に携わる人はカラコンをつけるとオシャレな印象になるのでおすすめ。
毎日違うカラコンを付けることで、洗練されたファッションを楽しめそうですね。もちろん身だしなみも大切ですが、カラコンで見た目にアクセントをつけてみるのも良いでしょう。
どのような職場でもルールの遵守は非常に大切。カラコンがNGであればきっぱり諦めて、業務をするうえで効率的かつ清潔な身だしなみを心がけましょう。事務職は比較的自由であることが多いようですが、服装規定を設けている会社もあるので確認してください。
ナチュラルなカラコンや目立たないタイプのカラコンを装用したいと思った時には、こっそり先輩や同期に聞いてみると解決されます。
きれいで印象的な瞳には誰もが一度は憧れを抱くものです。「プライベートではカラコンをよく付ける」という方も多いことでしょう。しかし、仕事や職場でカラコンを付けることには少し臆病になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに服装や髪形、髪色に厳しい会社は多く、まして、カラコンとなると大目玉を食らいかねません。「やめておこう」と考えてしまいがちですよね。
ただ、目元の印象が変われば、ビジネスシーンで良い効果が得られることも期待できます。例えば、接客や営業といった職種であれば、相手により良い印象を持ってもらうことで、仕事の成果につながる可能性があります。また、魅力的な自分を演出することで、これまで以上に自信を持つことができるようになるかもしれません。
とはいえ、社会の目はなかなか厳しいもの。社会人としての節度を保つことは重要です。仕事でカラコンを装用する際は、職場環境やお客様などに十分配慮し、「相手に好印象を与えられるものを付ける」ことを心掛けるのが重要です。
例えば、自分の黒目の印象を引き立たせてくれるサークルレンズは、より自然に自分自身の魅力を高めることができそうです。また、カラーは人それぞれの瞳の色や髪の色、肌色などとマッチした、自然なものをチョイスすると良いでしょう。
カラコンやサークルレンズの購入を検討されている方は、自分自身の魅力を最大限に引き立てつつ、相手により良い印象を持ってもらえるものを探してみてはいかがでしょうか。
カラコンというと、明るめのブラウンやヘーゼル系など発色の良いタイプや、デカ目に見せてくれる着色直径の大きいタイプをイメージする人が多いかもしれません。
しかし、それらのカラコンの場合はひと目で装用していることがばれてしまうため、休日やお出かけのときならば問題なくても、学校や職場に装用していくことは、難しい場合が多いでしょう。
しかし、派手なタイプのカラコンだけが、目元をきれいに見せてくれるわけではないということをご存じですか?まるで裸眼のように見えるカラコンや、色合いがナチュラルなカラコンでも、十分きれいに見せることができます。
むしろ男性のなかには、一見カラコンを装用しているように見えない、自然な目元を好む人が多いようです。 また、いつもインパクトの強いカラコンを装用している女性の場合、カラコンを外し、すっぴんになったときとのギャップが大きくなってしまいます。 ナチュラルなカラコンならもともと自然に見せてくれるため、そのような心配をせずにすみます。
学校や職場、デートなどにも装用しやすい、目立ちにくいカラコンにはどのようなタイプがあるのでしょうか。
意外かもしれませんが、「黒コン」と呼ばれるブラックのカラコンは、自然に見えない場合が多いです。 理由として、日本人の瞳の色は真っ黒ではなく、こげ茶色の人が多いためです。 さらに、着色直径が大きい黒コンの場合、白目の部分が少なくなるため、「怖い」印象を持たれてしまうこともあります。
おすすめするのが、着色直径が12.5mm~13.5mm程度のカラコンです。 14mm以上になると、人によっては目立ってしまうため注意が必要です。 自分の元の瞳よりやや大きい程度のカラコンなら、目立ちにくくなります。 カラーは、チョコブラウンのような、やや暗めのブラウン系のものを選びましょう。 また、単色よりもグラデーションのカラコンの方が、立体感が出るため自然に見えます。
今回は、ビジネスシーンでのカラコンについてご紹介しました。 ナチュラルに美しく見せてくれるカラコンを上手に選び、仕事の際にもカラコンを装用できる楽しみを体感してみてくださいね。
公開月:2016/3
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